干将庵謹製 正絹黒色糸角朝組刀下緒。 京都西陣の 組紐専門職が組んだもので、長さ190cm の干将庵指定寸法は、浪人結びにすると、左右それぞれ三ツ巻きにとれます。 正絹の特徴は、一度締めると 容易に緩まぬこと。 また浪人結びに結わいて 刀置きにしても、左右の房や輪は 決して垂れず、ピンと横一文字に 張りを保ちます。

日本刀剣は、刀身のみで 優れるにあらあず。 下緒は勿論、袋や目釘、小札にまで才をめぐらし、気を遣い、それが日本刀剣の 美 を成します。 干将庵謹製 正絹下緒 をお使いください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2011年5月10日

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